プロバイダ再編続々。KDDIがビッグローブを、家電のノジマがニフティを買収

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元々NEC関連企業だったBIGLOBEはKDDI株式会社の100%子会社になったことを公表した。今後、通信サービス、非通信領域においてサービス提供を行うという。なお、契約している利用者はこれまで通りのサービスを受けることが可能だという。

また、ニフティは、クラウドを中心とするエンタープライズ向け事業会社(クラウド事業会社)と、インターネットサービスプロバイダを中心とするコンシューマ向け事業会社(コンシューマ事業会社)に再編し、コンシューマ事業会社は、2017年4月1日に富士通から家電のノジマへ譲渡されることを発表した。

出典:ニフティプレスリリース
ビッグローブプレスリリース
図表:MM総研ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2016年3月末時点)に編集部にて加筆

MM総研によると、FTTHの成長鈍化に伴いインターネットサービスプロバイダの契約数は2019年には減少に転ずると予測している、
FTTH市場はトレンドベースで2017年3月末に2,878万件と年間で3.4%の成長となり、純増数は94万件と100万件を下回るものと予測となっており、苦しい戦いを強いられていた。

カカクコムの2017年3月期第2四半期決算説明資料によると、プロバイダの比較紹介事業を行っている価格.comにおいても、ブロードバンド取次は2016年度第2クオーター→2017年度第2クオーターでYoY-4.6%となっており、関連する企業においても苦境が目立つようになっている。通信事業者にとってはWifiや格安スマホへの対応をいかにして進めていくかが重要な局面となっている。

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