外務省がピコ太郎さんを広告塔に登用した持続可能な開発目標(SDGs)の動画に賛否両論

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2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された目標として、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が存在します。これは、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に、統合的に取り組むものとして、採択されました。

この持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の広報・推進のために、外務省では、PPAP(Public Private Action for Partnership)というメッセージを作成しました。

そして、PPAPという同じ文言を使って2016年に流行した、ピコ太郎さんを広告塔に採用しました。

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ピコ太郎さん外務省のコラボ動画と賛否について

外務省のフェイスブック上では、「一発屋芸人が持続可能な」目標に対する広告塔としては不適切ではないかという意見や、「ピコ太郎自身がサステイナブルではない」という指摘、昨年の流行した人を採用することで、「外務省は世間知らず」という声が上がっています。

一方で、「動画配信は分かり易い」「ピコ太郎には罪は無い」と擁護する声も出ているようです。
出典:フェイスブック

現在のピコ太郎さんの広告効果


持続可能な開発目標についての認知度向上という観点で、フェイスブック上ですでにシェア数1,203件、14万回の再生回数、ユーチューブ上でも 19,036回の再生回数となっています。動画再生広告の予算としては、1再生10円程度〜であり、160万円程度の広告効果を得られたと見ることも可能です。今後もシェアや再生数は増加していくものと考えられます。
以前、トップレベルのユーチューバーに対し、動画広告の依頼見積もりで1本2〜300万円程度、とある分散型料理動画サービス運営会社への料理動画のPR広告依頼で200万円程度とお伺いしたことがあります。(サービスの拡大により価格帯の変動があると考えられるため、現状の価格は見積もり依頼いただくのが良いと思います。)今後の再生数によっては、適切な広報効果を得たと言っても過言ではありません。

持続可能な開発のための2030アジェンダ


ちなみに、持続可能な開発は以下の17の目標を掲げています。動画自体では、深く言及されていませんが、興味関心を最大化することにより、理解者が増えていけば、外務省あるいは広告会社は大成功と捉えることになりそうです。

目標1(貧困) あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
目標2(飢餓) 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
目標3(保健) あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
目標4(教育) すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
目標5(ジェンダー) ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
目標6(水・衛生) すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
目標7(エネルギー) すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
目標8(経済成長と雇用) 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある
人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
目標9(インフラ、産業化、
イノベーション)
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベー
ションの推進を図る。
目標10(不平等) 各国内及び各国間の不平等を是正する。
目標11(持続可能な都市) 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
目標12(持続可能な生産と
消費) 持続可能な生産消費形態を確保する。
目標13(気候変動) 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
目標14(海洋資源) 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
目標15(陸上資源) 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、
ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
目標16(平和) 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを
提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
目標17(実施手段) 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

出典:持続可能な開発のための2030アジェンダ

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