AIを活用した保険業界の課題解決ソリューションを開発 – sosiego(ソシエゴ) /TIS株式会社

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TISインテックグループのTIS株式会社は、生命保険会社向けに新契約/保全/保険金などの「バックオフィス業務」の課題解決を行う『sosiego BackOffice(ソシエゴ・バックオフィス)』、営業活動/保険申込/各種サポートなどの「フロント業務」の課題解決を行う『sosiego Front(ソシエゴ・フロント)』、AIを活用した先進型分析などの「分析業務」の課題解決を行う『sosiego Analysis(ソシエゴ・アナリシス)』のトータルソリューション『sosiego(ソシエゴ) 』の提供を開始する。

TISは約30年で20社以上の生命保険会社向けに培ってきており、その業務システム構築の技術・ノウハウを活用する。

「バックオフィス業務」の課題は、高齢化や保険ニーズの変化による支払業務に関する人員、時間コストの増大と煩雑な業務を支払プロセス管理であるが、『sosiego BackOffice(ソシエゴ・バックオフィス)』により保険金支払業務の不払い問題に対する事務改善と新契約業務/保全業務/収納業務などの事務効率・コスト低減を支援する。

「フロント業務」の課題はスマホ活用や高齢者への説明の対応だが、『sosiego Front』は、リアルタイム情報共有や個別動画提供、チャットボットなどの技術を活用し、顧客個人にパーソナライズしたマーケティング活動を実現するシステム構築を支援する。

「分析業務」の課題は顧客理解、マーケティング、不正検知に利用できるデータの蓄積・分析による、競争力強化、が挙げられるが、位置情報・趣味・嗜好・家族・友人・職業ネットワークなどの収集と、予測分析モデルや自己学習プロセスの活用のためのシステム構築を支援する。不正請求検知やAIなどの先進技術を活用した支払査定の効率化も実現する。

『sosiego BackOffice(ソシエゴ・バックオフィス)』は2016/12開始予定、『sosiego Front』、『sosiego Analysis』は2017/3提供開始予定となっており、2020年までに20社への導入と保険関連ビジネスを約70億円規模を目指す予定だ。

出典:
プレスリリース
公式サイト

AIの活用においては、BtoCのサービスに目が行きがちではあるが、ビジネスマンの効率改善に活用することにより、品質が改善したり、迅速になったりするために、コストが改善することも可能となる。しかし、それにより、不要になり人員カットをされる側に回るのか、それとも余剰工数により付加価値の高い仕事をすることができるようになるのか、将来に向けたAIに代替されないスキルが必要になる。

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