家具とITのfurnituretechのKAMARQがサブスクライフ【subsclife】を開始

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2018年9月11日に 渋谷ファッション&アート専門学校で第24回sproutが開催されました。

sprout(スプラウト)は渋谷発プレゼンプラットフォームとして消費者向けサービスに限定し、200秒のプレゼンを行うイベントです。前回台風で延期になっていましたが、本日無事開催されました。

ご興味ある方は、スプラウトをフォローしておくと良いかと思います。

今回は、企業を絞って紹介します。

カマルク ジャパン株式会社とは

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カマルクジャパン株式会社とは、家具かけるITと言う異色の組み合わせとも思える領域を掛け合わせて、家具の常識を変えていく会社です。

既存の家具の不満や固定概念として、以下のようなものが挙げられるそうです。

家具の不満

  1. いい家具は高価である。
  2. 選択肢が狭い
  3. 安いとダサい

家具の固定概念

  1. 家具は長く使うもの
  2. 劣化する
  3. 処分が大変

確かに、家具は当たり前に一度買ったら買い換えないでいるものと言う思い込みがありました。

その概念を崩したのがKAMARQ(カマルク)です。家具をサブスクリプションモデルで変えていくことを始めています。

所有せず、月額制で、劣化したら交換できると言うビジネスモデルです。特にこれまでは受注生産として、自社メーカー品をサブスクリプションを行っています。

KAMARQであれば、初期費用の安さ当然に、レンタルと違い新品を手に入れることができることも特徴です。

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出典:公式サイト

ファストファッションの考えを家具に適用したファストファニチャーとなって行くそうです。最先端のデザインの家具と暮らす生活、刺激的でわくわくします。

発表されたsubsclife(サブスクライフ)とは

今回スプラウトで、新サービスsubsclife(サブスクライフ)が発表されました。明日の開始ということもあり、まだわからない部分もありますがご紹介します。

サブスクリプションのプラットフォームになるとのことでしたが、現在のメインは家具のサブスクリプション。大手メーカーの家具をsubsclife(サブスクライフ)で導入することにより、3ヶ月〜24ヶ月の1ヶ月単位で利用を選ぶことができます。

3ヶ月の利用用途としては、住宅展示場のモデルハウスなどの利用用途が考えられるようですが、一般家庭であっても、例えば期間が決まっている単身赴任の際に、家具を一時的に利用したり、規模が将来拡大するめどのあるスタートアップが、こだわりの家具をオフィス利用するなどが考えられるようです。

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例えばカマルクジャパンの場合には、購入すれば140万円かかるオフィス家具が月額6万円で手に入っただとか。
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エコループの確立で環境保護の観点でも◎

家具をサブスクリプションで利用した後に返却した場合には、それをインドネシア工場でリビルド。そうすることにより、再度新品として販売することができるため、無駄に木材を利用しないで済む仕組みとなっています。

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ビジネスモデルのロジックにも秘密が

ファイナンスのロジックとして、工場は完全受注生産。そして、自社が販売するだけではなく、リース会社が製造コストを肩代わりするロジックとなっていることにより、スタートアップでありながら、資本が必要なサブスクリプションモデルを構築されています。

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代表取締役社長 町野 健氏とは

上智大学で機械工学を学んだのち、HP Japan (日本ヒューレット・パッカード)、株式会社マクロミルに従事した後、株式会社グライダーアソシエイツを設立。オンラインキュレーションマガジン「Antenna(アンテナ)」を運営。2015年にKAMARQへ参画したとのこと。

テクノロジー、分析力、マーケティングを兼ね備えた町野健氏の導くファニチャーテック(furnitureTech)の未来に期待していきたいと思います。

スプラウトの過去参加記事

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